自由に生きるめがね会計士のブログ。

会計士 尾崎智史の公式ブログです。士業の枠に囚われない自由な生き様を目指しています。基本的にめがねです。

利益が出ていても倒産するってどういうこと?

time 2015/01/31

 

会計で難しいことの1つは,

「利益」

の考え方です。

利益が出ていれば会社は安泰と思いがちですが,

利益が出ていることと,会社が安泰であることは必ずしもイコールではありません。

利益が出ていても,お金がない!

という状況も十分あり得るのです。

勘定合って銭足らず

黒字倒産

などがまさにその状況を表す言葉として有名ですね。

 

簡単に言うとこういうこと

極端な例で考えましょう。

Aさん

年収600万の待遇で会社に雇われたAさん。

給料の支給は毎月15日に50万円ずつです。

一般的と言えますよね。

このような状況であれば,利益(もらう給料)とお金はずれません。

毎月50万円の範囲内で暮らせば死ぬことはありません。

 

同じく年収600万円の待遇で会社に雇われたBさん。

ただし給料の支給は,1年間働いたあとで600万円を一括払いです。

いかがでしょうか。

この場合でも,計算上は毎月50万円ずつ稼いでいることになります(600万円÷12ヶ月)。

しかし,お金を受け取れるのは1年後。

これでは,生きていけませんよね。

 

利益は意見,お金は事実

利益というのは単なる計算された数値であって,実態があるものではありません。

一方のお金は,目に見えるもの。

受け取れなければ永遠に0のまま。

お金が「永遠の0」になってしまったら,会社はつぶれるのです。

利益は意見,お金(キャッシュ)は事実と言われることも多いです。

利益が出ているかどうかだけではなく,

キャッシュを産み出してるか。お金はどのくらいあるか。

会社の数値を見るときにはこれを意識することが大事です。

利益とキャッシュは別物である,ということを知っておいて損はないでしょう。

 

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日は韋駄天治療室で,みっちり120分マッサージ&鍼。

腸頸靱帯炎も,きっとこれで治るはず。

 

ないすとぅみーとぅ!

 

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管理人

尾崎智史

尾崎智史

自由な生き様を目指す公認会計士。趣味は,マラソン,囲碁,MG(マネジメントゲーム)。 フルマラソンはサブ3.5。

著書

あらゆる資格試験にオススメ!



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