自由に生きる公認会計士のブログ。

公認会計士 尾崎智史の公式ブログです。士業の枠に囚われない自由な生き様を目指しています。

【Vol.199】9回裏ツーアウト満塁を喜んではいけない。

time 2013/06/09

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

野球は,プレーするのはまったく得意ではありませんが,テレビ観戦するのはこどもの頃からけっこう好きでした。しかし,最近はテレビを見ることも少なくなりましたし,そもそも中継自体が減っているような気もしますので,ほとんどリアルタイムで野球の試合を見ることはなくなりました。なので,もっぱら試合の結果を知るのはニュースです。

そんななか,サヨナラホームランのニュースを目にしました。サヨナラは,9回裏以降の裏の攻撃をするチームが,負けている状態あるいいは同点の状態から勝ち越すことを言います。その瞬間に試合の勝敗が決まるので,サヨナラと呼ぶのです。(たぶん)

この状況に野球ファンはおそらく大興奮するのでしょう。9回裏ツーアウト満塁で3点差,この状況だと,ホームランが出ればサヨナラ勝ちです。守っているチームのファンは空振り三振を望み,攻めているチームのファンはホームランを望んでいます。実際にホームランが出たときの興奮はものすごいでしょうね。勝ったチームのファンはさぞかしおいしいビールが飲めることでしょう。

でも,この状況って望ましいことなのでしょうか。この状況に立たされてしまっていると言うことは,見方を変えればそこまでに試合を決めることが出来ていないと言うことですよね。後攻のチームは,9回表の相手の攻撃が終わった時点で勝っていれば,9回裏の攻撃をすることなく勝つことが出来ます。それが,1番良い勝ち方なはずなのです。9回裏になる前に圧倒的な差を付けておけば,そんなハラハラドキドキしなくて済むのです。

このような状況は,短期のデイトレードに似ています。一発逆転,うまくいけば大勝ち出来ますが,失敗したら負けてしまいます。一か八かに近いのです。ハラハラドキドキが好きな人には良いのかもしれませんが,お金が一気に吹き飛んでしまうリスクを考えると,怖くて怖くて私などは耐えられません。

これに対し,長期分散投資をコツコツと行うことは,1回から着実にコツコツ点数を重ね,気付けば圧倒的な差をつけて勝っている状況を作り出せると思います。毎回1点ずつかもしれませんが,8回裏まで進めば8点も入っています。野球で8点もとれれば十分でしょう。長い目で見ればコツコツ投資で勝つことが出来ます。

ビジネスにおいても,この戦略がうまくいけば勝てるがだめだったら負けてしまう,という博打的な戦略をとらざるを得ない状況になってしまう前に手を打つ必要があると思います。

9回裏ツーアウト満塁という状況を迎えずに勝つということをまず考えるべきではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

複利のような人生を。

 

« 次の記事 【Vol.200】悩即行動を心掛ける。

前の記事 » 【Vol.198】ゼロサムゲームに参加しない。

管理人

尾崎智史

尾崎智史

自由な生き様を目指す公認会計士。趣味は,マラソン,囲碁,MG(マネジメントゲーム)。 フルマラソンはサブ3.5。

著書

あらゆる資格試験にオススメ!



sponsored link

カレンダー

2013年6月
« 5月   7月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930